ゆったりした腰回りにテーパードがきいた提灯型の美しいシルエットが魅力のツータックのポロチノ。
右のヒップポケットにスクエア型のパッチが付く初期型を贅沢に染め上げた"Super Black"です。
👇生産現場の動画公開👇
https://www.instagram.com/reel/C5DfkGyPqdH/?igsh=NHV0ejV4N2gwZHpy
◯anyteeならではの"Super Black"の特徴
コットン素材とナイロン素材を2回に分けて染めしているため、縫製の糸も真っ黒に染まっています。
ミリタリーなど古着と組み合わせることでコーディネートを綺麗目にまとめることができます。
光の当たり具合によって、ブラックやグレーにも見える独特の光沢は高級感があり、肌触りもシルクのようにしっとりしているとよく言われます。
しかも、何度洗っても黒が薄くならない染め方をしているため、黒さを長く楽しめるのも魅力です。
そもそもヴィンテージのポロチノにブラックは存在しません。
コムデギャルソンやアンダーカバーなどの製品染めを手がける東京で100年以上続く老舗工場とanyteeの協働制作により生まれた新しい定番です。
◯定番すぎて語られること少なかったポロチノの歴史
ポロチノは1980年代くらいから量産され、90年代前半までの限られた期間のみUSA製です。
最初期型はヒップにパッチすら付かず、その後、スクエア型のパッチ(ステューシーも90年代にサンプリングしたデザイン)が付きはじめます。
USA生産終了後の1990年代半ばから後半は、USA製のファブリックを使用してメキシコ、ドミニカ、コロンビア、ホンジュラスなどアメリカ大陸の中南米で縫製され、スクエアのパッチは2000年代前半で消滅します。
※上記生産国でスクエアパッチがつくタイプのディテールは、USA製と他国で大きく変わらず一緒です。
その後生産地は、中国、ベトナム、スリランカ、インドなど、ラルフローレン社の規模拡大に応じてコストダウンを図るためアメリカ大陸外に移管されていきます。
◯ポロチノ初期型の特徴
パンツの外側の縫製(アウトシーム)がダブルステッチで縫製され、まるでリーバイスのデニムの赤耳のようにサイドに凹凸のあるパッカリングが生まれるのが、このスクエアのパッチが付く初期のタイプの魅力です。以後はアウトシームはシングルステッチに変わります。
◯サイズ選びのポイント
記載しているサイズは平置き実寸のインチ表記です。高温で染めることで既に縮みが出ているため、これ以上は縮みませんのでご安心ください。
ウエストはジャストサイズから1-2インチ上を選び、ベルトでギュッと絞って履いてください。標準的体型の日本人男性の場合は、W35-36くらいがオススメです。
[ERA]1990's made in Dominica
[CONDITION]
used good condition
[SIZE]平置き実寸(cm)
ウエスト.股上.股下.裾幅.全長
47.31.23.35.51